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2017-05

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眠らずして - 2016.03.17 Thu


わたしはうたいます
怒りのあとにやってくる悲しみを
つかの間のしあわせの寒い背中に
そっと手をまわし励ますふりをしたりもします
そして私はいつも起きています

わたしはうたいます
哀しみのあとにやってくる安らぎを
嘘を騙せなくなった硬く荒れた指先に
息を吹きかけ擦りあわせ取り戻そうともします
そして私はいつも起きています

わたしはうたいます
安らぎの横顔の反対側のさびしい目を
天空にある正しさと地の底を這う悪意の真ん中にいて
親身な傍観と距離を保ちつつざわざわするのを拒みません
そして私はいつも起きています

静かな息をして
振り向いた道のりに
まだ何処にも至らないことに薄々気付き
何者にも為っていないことにがっかりして
しょうもなしに手繰り寄せた
それら、を束ねましょう

そして
私はいつも起きています


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驟雨 - 2015.09.07 Mon


雨が屋根を叩きつける
行き先を見失った怒りに
大地は的となる

ふふん
大の時に寝転んで
骨まで砕いてくれたなら
あたしの細胞は蘇るかな

いいのか
蘇っても

あたしの知らないあたしを
いつ知ったの
隠し通したあたしを
どこで見つけたの

雨が少し遠ざかる
あたしの心臓が
捨てられた時間のなかで脈打つ

ふふん
水たまりを転がって
自分の哀れを擦り付けたら
あたしの内側はきれいになるかな

いいのか
手放しても

あたしの要らないあたしを
どこで拾ったの
あたしの拾った欠片を
いつ盗んだの


怒るの止めないのか
獰猛な直線は掘り起こす

生き埋めにした感情
泥まみれで姿を現す心臓
叩かれながら洗われて脈を打つ

自分助けは余念なく
なるべく自覚を持たぬよう
眼を瞑って覚悟する

その告白を食べて
この先どれだけ生きてしまうんだろう

じわじわと
それは
じわじわやってくる

雨の音があたし以外を遮断して
あたしはあたしだけをリフレインする

6月の花 - 2015.05.24 Sun


晴れもせず雨も降らず
部屋からのぞく限り 風はたぶん冷たい

6月の庭のため
あたしの雨のため
商店街の外れの花屋で
梔子の鉢植えを買った
おしゃれもウワサばなしも
あたしの庭には不釣り合い

沈黙を湛えた白い花
人も出たがらない雨の日に
無口のまま お話ししましょう

ついたちになると
否応なしに思い出すので
まだ
しょんぼりしてた
あなたを思い出すので

特別らしい人 - 2015.05.22 Fri


君にも朝はくるのか
それは誰の朝なのだ

眼をひんむいて捲し立てる口には扉がない
その高嗤いの下に誰を踏んづけているのだ
人気者が思いのほか伸び悩むので 
自虐と自慢の振り子の暗示
あらら掛かっちゃうひとがいるんだ
だけど彼らは使い捨ての道具
なので決して満ちることがない

「あたしは真ん中にいるひと」
そうぞどうぞ
見えないくらい

「あたしは上にいるべきひと」
どうぞどうぞ
届かないくらい

「あたしは特別なひと」
なにそれ
それって
おいしいの?

なにそれ
そもそも
君だぁれ

ゴ、ガ 、ツ、 - 2015.05.03 Sun


おまじないでもするように
ゴガツ

自分の鼓膜にだけ響かせると
飼いならされた風景はみるみるうちに

ほら
木を洗う陽光
葉を透かし つま先に遊ぶ影
髪を梳き耳打ちする風の
まるで初めてのような錯覚をゆるし
空は透明の輝きを増しどこまでも

ほら
ぼんやりだった風貌が
眼を瞠るように くっきり
感情は目指すコイル状の不意とキヲク
で、シナプスの音のない花火
道に置かれた新譜または懐メロのような人と風

ちやほやされるゴガツの
息を深く吸い込んだとき
空に向けて目を閉じたあいだの

まじない

そこには、
あたしの善き願いと
けっして喋らせない沈黙の
同時にあっても
許される一瞬がある







立て札 - 2015.04.27 Mon

じぶんのなかに
ぜんぶ自分を敷き詰めず
空き地を残しておくのが望ましい
それは他者のためでなく
自分のためじゃなく
もちろんじぶんのため

好きではない他人が
自分のシートを手にやってくるので
仮にでも自分を敷き詰めなくちゃいけない
面倒と息苦しさはそんなところにある

柵のそとで待ち構え
興味無さげはせめてもの親切
他人がやっと去った後
そそくさと土をあらわにして
あたしはやれやれと思うのだ

鈍感を装って
ねじれてしまえば裏の裏

だめでしょうか

井戸はあるけど空き地がない
河はあるけど森がない
静けさに怯え
動作に縛られ
確かめようとする他人

ちいさな暴力がそこにあるので
事件も民衆も大義もいらない

君よ
君も聖地をもったほうがよい
手などかけない空き地など

わたしのそれは
借地の立て札ではない
掠れているが立派に禁止である
と、拒絶したら
わたしも悪意の手下なのだ





嘘と同じ日々 - 2015.03.02 Mon

ふたりで笑っていたころは
セカイはあたしのものだった

いま
ひとさまの敷地の日向のような
居心地の悪さと暮らしてる
数多の色の手触りの
笑顔のなかで過ごしても
あたしが嘘なので
全てが嘘になる

今の髪型、好きなのに
かえってそれが虚しい

誰もみていないので
誰もみていない



形状記憶のシャツのようで
懐かしさのような草臥れになれず
きちんと居直るので思い出にはほど遠く
仕打ちのように在りつづけるから
私のすべてが嘘になっていく

みんなのセカイはすぐそこ

あたしらしきものは
どれ?





年賀状 - 2015.01.03 Sat

10×14.8の一枚の紙に
全てがあり全てがない
どちらに転がっても意味を成す
丁寧が醸し出すとてつもない距離

喋りたそうな沈黙の口を塞ぐ

きっかけとは名ばかりの
計算しつくされた選択肢
自分助けの答えはあなたの中
どれをとっても意味深の

駆け出しそうな手汗をぬぐう

あたしの口が動いたら
意味は無いというだろうに
改めてその遠さを
知らしめることも無かろうに
この沈黙が
ふたたび泪するだろうに

なのに静かな光のなかで
ただそれをずっと眺めて


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ウミノウタ - 2014.12.22 Mon


海は
空の
水死体
こんなにきれいな水死体
死に続けて生きている

どこか遠くの惑星が
膨らみすぎてポンと割れ
その知らせに
光も届かぬ海底で
砂粒ひとつ
ふと
転がる

いま来て
そして直ぐ逃げてった波のなかに
その様子が語られて
え?と聞き返すように耳を傾げて
深さの深さに潜ってく
  ほ  し
この地球で
いちばん重たげな粒の音
それらを覗きこんでいる宇宙
自らの時の過去

そうやって
海は
空を
ほどいてく




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思い出すということ - 2014.11.23 Sun

信じてなんかいないけれど
時々、今日の運勢などを見る
あたしはいて座
そして必ずしてしまうのは
君の星座も

信じてなんかいないのに
君の運勢

思い出すって
そうゆうこと


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