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2017-11

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木曜日(改訂) - 2014.10.14 Tue


願うなら木曜の朝
よく晴れた割につつましく
部屋の奥まで届いた陽ざしに
自分だけ世界の朝寝坊
アンテナ張って探すのは
アキソラを哀しがってる詩人のうた

罪のない無関心に置いてきぼり
耳を澄ませて捜しあてる

願うなら木曜の午後
いつの間にか色づいた柿の実の
幼い頃に重ねあう誰かの庭
てっぺんの実は鳥のため
収穫の約束事だね
その情景は既視感みたいにまとわりつく

恥じらうような柔らかな色だったのに
袖でこすって明かしたっけ

願うなら木曜の晩
蒸発をしていく色を一晩寝かせ
大地の鎮まりと眠らない虫の音に
心の柔らかいところを弛ませて
物悲しさの近似値を
いまのうちに解き放っておくから

靴底が石畳をしゃべらせる前に
じゃないと夜は眠らない

祈るなら木曜の晩
不完全な夜空の星のまばたきとか

もしも、
もしも聴こえたならば


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アイトマーフの木 - 2012.08.05 Sun

まだ見ぬ景色に根を走らせよう
わたしを遠くまで連れていってほしい
わたしはわたしを破り伸びていく

無傷の空に近しいものになりたい
制空権を持つものたちの目印になりたい
孤独な風の聞き上手になりたい

遠くへ旅立つ老人には思い出話をしよう
約束のわたしを解放してくれないか?
あなたさえ忘れた秘密の存在

少年の宝箱には裸根のすき間を与えよう
この枝では大人になると見えなくなるもの
しがみついて登っておいで

泣いたあなたをどうすることも出来ず
悲しみを知った梢を震わせてみたものの
わたしは銀河のでくのぼう
 

冬には眠る芽を守り 春には天地を賑わせて
夏には大気と交感し 秋には凡てお返しする

ぶっ足ったまま生きるを証す
わたしはただの名もない木

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music - 2012.06.01 Fri


音が鼓膜の向こうに行きたがる
私はそれを内側で聴き入り
こころのなかの泉に落とす
水面に現れる紋は世界になり
誰にでもなり何処までも往く
乱暴に、または丁寧に
四方八方に飛び散った飛沫
それらは言葉になりたがる
ときにはサボって水浴びだけをし
私は裸のまま世界を歩こうとする

誰にもなれず何処にも行かれない

がっかりした私は
微振動し続ける水の上に在る
七色に輝く粒子などを拾い集めて
やがて消え往くものを記す





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