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2014-09

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ソレハキットコイデセウ - 2014.09.28 Sun


自分以外を想うと
自分がちょっと疎かになる
そこに椅子を置くと
しあわせが座ろうとする

その椅子で寛がれると
わたしの落ち着きがなくなる
しあわせの横顔の
書かれていないもう半分

オハナシデモ シマセウカ


スカートをぎゅっと掴み
耐えている何か
誕生日を忘れた少女が
近づいてくる

となり
だめだよ

失敗した
あたし
だけど
空けておきたい 
となり

性懲りもなく
疎かになった自分を
眺めてみたい
もういちど

オハナシ シマセウ
オスワリ クダサイ


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赤いキリン - 2014.09.13 Sat


[季]

空を舞う紙ふぶきで
終わる場所が見つからない
疲れきったパレィドの
列をそっと抜け出して
永き時への旅人を
見送るために北へ奔った

戻ってきたときには
夏のすべては片付いているんだろう


[帰省]

山のないトウキョウは遠近法で描かれる
灰色にぼんやり浮かぶ未来都市
失意と憧れの色合いを絶妙に重ねてる

終わらないむかし話のたどり着くころ
山並みと田畑と追いかけっこをして遊ぶ
空はもう届かない 高笑いして離れてく 


[通夜]

欠片を持っている一族と
忘れそうになることを言い直し
山荘の夜は更けていく

そこに 夏はすでに居ず
肌寒さがそうさせるのか
みんな静かで優しくいる


[未]

外へと続く順番待ちの
列に並びたがっている
小さくなった父の手をひいて

"もすこしだけ遊んでからにしよう"


[見張り]

逃げても逃げても追ってくる
父の故郷を引き離し
低い天井を支えるスカイツリーが
今日の日暮れに聳え立つ時
追手も やっと諦める

帰ろうヨコハマ

湾岸道路の左手で
「おかえり」を言う
放射熱をまだ少し蓄えた
赤いキリン


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どうだったっけ - 2014.09.06 Sat


さっきの朝
生まれたばかりのあたしは
昨日のことにぼんやりする

そうそう
長雨のころから忘れたんだっけ夏を
そうでもなかったんだっけアタシの夏は
二人のために笑わなかったんだっけ
だからって髪を切ったわけじゃないけど

そうそう
シャワーを浴びてから仕事に行くんだっけ
いつからだったっけ草の根元に棲みついた秋は
一人でいるから耳を澄ませてるんだっけ
だからって間違ったわけじゃないけど

そうそう
さっきの朝
生まれたばかりだから
難しいこと考えないんだっけ
ぼんやりしてるなかに
くっきりし過ぎたもの
わざわざ隠したんだっけ

そうだったっけ
ともすれば二度寝してしまいそうになるのを

夏はどこに行って
秋はどこから来るんだっけ



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